会長挨拶

尾道ロータリークラブ会長
村上 博志

G・N・R 義理と人情とロータリー

世界に希望を生み出そう

2023年度RIテーマ

 3年にわたる新型コロナウィルス感染拡大による行動規制も終わり、いよいよ本来のロータリー活動が行えるようになりました。昨年度は、クラブ創立70周年に関する一連の事業も無事終了し、今年度は71年目の活動となります。

 26年前ロータリークラブ入会当時、先輩ロータリアンに教えて頂いた「Noblesse Oblige(ノブレス・オブリージュ:気高きものが果たす責任)」という言葉は、我々ロータリアンにとって最も大切な意味を持ちます。

 今年度のテーマとする「義理」とは人として守るべき道、物事の正しい筋道、そして他者に対しての奉仕です。尾道は海からの恩恵を沢山受けています。だからこそ海洋汚染や海洋プラスチックゴミの問題に正面から取り組む必要があります。

 「人情」とは、人間らしい愛情、思いやりです。他人の悲しみを自分の痛みとして感じる心です。昨年、周南で行われた地区大会で記念講演をされたサヘル・ローズさんの話に心が震えました。孤児・子どもの貧困という大きな問題に対して、ロータリークラブとして何が出来るのか、しっかり現状認識をして行動を起こしたいと考えます。

 G(義理) N(人情) R(ロータリー)を活動の基本として、なくてはならないロータリークラブを目指して行きます。

 会員の皆様のご支援・ご協力を宜しくお願い致します。