ガバナーから地区の皆様へ

国際ロータリー第2710地区
2018-19年度ガバナー 吉原 久司

 さあ新年度の始まりです。2回のGETS、サンディエゴでの国際協議会を経て、地区内の皆様とは、会長エレクト研修セミナー、地区研修・協議会において研鑽を重ねてまいりました。研修で学んだことを実行に移すことは、非常に難しいことです。私は「ロータリーへの想い・情熱」が実行・行動となり、そしてそれが「BE THE INSPIRATION」へつながると考えています。この1年間が、私と共に輝かしい未来への記念すべき第一歩となることを期待しています。

*2018-19年度 バリー・ラシンRI会長テーマ

  「BE THE INSPIRATION」(インスピレーションになろう)

*RI会長の目標

優先項目1、「クラブのサポートと強化」に関する目標

  1. 現会員を維持する
  2. クラブの会員数を増やす
  3. 新クラブを結成する
  4. 女性会員、40歳未満の会員、ロータリーに入会するローターアクターの数を増やす

優先項目2、「人道的奉仕の重点化と増加」に関する目標

  1. ポリオ撲滅活動への現金寄附と地区からのDDF寄付を増やす
  2. DDFを利用した地元や海外での地区補助金ならびにグローバル補助金を増やす
  3. インターアクトクラブとローターアクトクラブが地元のロータリークラブや地域社会と一緒に、奉仕プロジェクト(環境関連プロジェクトを含む)に参加するよう促す
  4. 年次基金への寄付を増やし、2025年までに20億2500万ドルの恒久基金を達成する

優先項目3.「公共イメージと認知度の向上」に関する目標

  1. ポリオ撲滅におけるロータリーとロータリアンの役割の周知を図る
  2. ロータリーへの認識を高め、「世界を変える行動人」キャンペーンを推進する
  3. ロータリーショーケースとアイデア応援サイトを利用したり、クラブ史を記録することでロータリークラブのプロジェクトに対する認識を高める

*地区ガバナー信条と地区運営方針

 【信条】「輝こうロータリー ふたたび!」
 【基本目的】「仲間を増やそう、すべてはそこから始まる」
 【重点運営方針】

  1. 藤中年度に継続して2016年規定審議会での決定事項の各クラブへの深化と情報収集
  2. クラブの活性化を支援し、新クラブを設立し、会員増強する(特に女性・若人)
  3. がん予防の普及推進とモニタリング
  4. ロータリー財団への寄付と補助金の積極的な活用
  5. 好ましい公共イメージを推進し、地区のスポークスパーソンとなる
  6. 地区戦略委員会とクラブ戦略委員会との連携・協力
  7. 米山記念奨学会事業の理解と支援
  8. インターアクトクラブ、ローターアクトクラブ、RYLA、青少年交換の増強・支援
  9. IT、SNSの活用促進

 ロータリーの新しいビジョン声明は「私たちロータリアンは、世界で、地域社会で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人びとが手を取り合って行動する世界を目指しています」と謳っています。ロータリアンの皆様にお願いがあります。我々の活動が終わった後も子や孫の世代までも続くロータリー魂、すなわちより良い世界への切望、そして、より良い世界を作ることは可能だという、心の奥深くにあるロータリアンの自信を呼び起こすことから始めてください。